元ひきこもり歴15年の精神障害者です。
昨日は障害者でした。
眠りにつく前に、「さすがに明日は健常者になってるだろう」って思いながら目を瞑りました。
地球も温暖化している昨今。
時間とともに物事はどんどん変化していきます。
明日、私が健常化していないって誰が言い切れますか。
本日、元気よく目を覚ましました。
もう、万感の障害者でした。
障害年金
怪我や病気で仕事や生活に支障が生じた方に支給される年金です。
「障害基礎年金」と「障害厚生年金」があります。
医師の診断を受けた時に、国民年金に加入していた場合は障害基礎年金。
厚生年金に加入していた場合は障害厚生年金です。
ひとり勝手に障害者道を極めつつある私ですが、障害年金はもらってません。
あれ、おかしいぞ。
誰も私にくれないぞ、年金を。
障害者になったらお金もらえるらしいって、うちの町の伝承に残ってた気がするんだけど。
近所のタバコ屋の壁に、天から降ってくる障害年金をひざまずいて受け取る様子の古代人の壁画とかなかったかな。
月刊ムーに、コートにハット帽かぶった男性2人に捕まってる障害年金の白黒写真とか載ってた気がするんだけど。
寿司職人は、「飯炊き3年、握り8年」と言われるほど、一人前の職人になるまで長い修業を積みます。
障害職人の私は、「ひきこもり15年、無職15年」という長く厳しい修業を経て、一人前の障害者になりました。
なのに、障害年金をもらえてません。
初診日に、年金が未納だったので(血涙)。
障害年金を受けるには、下記のどちらかの要件を満たす必要があります。
- 初診日のある月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
- 初診日において65歳未満であり、初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の未納がないこと
私は、精神科を初めて受診したのは37歳の時です。
実は、20代の時に、かかりつけの内科で「うつ病」と診断されて薬を処方されたことがあります。
初診日とは、障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日のことを言います。
つまり私の初診日は、20代の内科で「うつ病」と診断された日です。
私の年金の加入状況は↓のリンクで見れます。

障害があるのに年金をもらえない。
年金をもらえないのに障害はある。
ちゃんと年金を払っとけば良かった。
もう働くしかない
お障害のお年金様をいただけないので働くしかない。
働かないとお金が入ってこないって世界線で生きてきて、もうすぐ44年。
44年といえば、これ相当な年月です。
ついこのあいだ、成人式ののれんを「大将、やってる?」って声かけながらくぐって、いやーどうもどうもー今日も冷えるねーってな感じで20歳を迎えた気がするんですが。
もう成人式2回分生きてます。
小さい頃に思い描いてた40代の自分。
スーツをビシッと着こなして。
カウンターで「バーボン」って言っても違和感ない。
カフェでノートパソコンを開いて、カチャカチャ、ターン!ってやっても様になる。
40代の自分は、そういう大人になってると。
出来る男になってると。
おもってたー!
なれてなかったー!
ぜんっぜん、なれてなかったー!
もうね、無理だった。
出来る男とか、無理だった。
過去に幾度か、つい出来心で働いたことはあります。
高校卒業したのが18歳。
そんで今年44歳。
社会に出て26年。
そんで働いている期間は約10年。
44年も生きてきたら、まあ普通なら社会の荒波に揉まれた人生経験が顔に表れたりしますが、私ぐらいのレベルになると、ほんとびっくりするくらいなんにも刻まれてない。
ハローワークを訪問した麻生太郎さんに、今までなにしてたんだ?って言われても何も答えられない。
ワークにハローした記憶もない。
もうこの際、転生したら障害者だった件、っていうなろう系の小説でも書いて一発当ててやろうかなとか真剣に考え始めてる始末。
転生するまでもなく障害者の私にも、等しく老後はきます。
老後に備えてしっかり資産形成をしましょうって思いました。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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