昨日から、ここ宮崎県でも朝晩が冷え込み出しました。
これまで窓を開けて扇風機をつけてタオルケット1枚で寝ていました。
さすがに寒いので毛布と掛け布団に変えました。
体調管理には十分に気をつけたいです。
障害者を2名増員予定
私は障害者雇用で働いています。
現在、うちの農園には障害者さんが私を含めて3人働いています。
約2年弱、この3人体制で頑張ってきましたが。
このたび、障害者さんを2名増やすことになりました。
うちの農園は障害者雇用を合計で5人にしたい考えです。
良い人が来てくれたら嬉しいのですが。
言っても障害者さんですので、過度な期待は厳禁です。
一般企業の障害者枠で働くには
障害者枠と言うからには、当たり前ですが健常者の方は応募できません。
一般企業の障害者雇用で働くには、障害者と認定される必要があります。
つまり、障害者手帳の取得が必須になります。
障害者手帳には3種類あります。
- 身体障害者手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 療育手帳
このいずれかの手帳を持っている方でないと、一般企業の障害者枠で働くことはできないのです。
ちなみに、元ひきこもり無職歴15年のわたくしは、精神障害者保健福祉手帳です。
障害者の法定雇用率
障害者法定雇用率というのがありまして。
現在、民間企業の障害者雇用率は2.3%です。
従業員を43.5人以上雇用している事業主は、障害者を1人以上雇用する義務があります。
- 民間企業=2.3%(43.5人ごとに1人以上雇用)
- 国、地方公共団体=2.6%(38.5人ごとに1人以上雇用)
- 都道府県等の教育委員会=2.5%(40人ごとに1人以上雇用)
この法定雇用率をクリアしていない企業は、行政から指導や企業名を公表されたりします。
ですから、企業は障害者の雇用に積極的なのです。
中ぽつとは
一般企業の障害者枠で働くには。
- ハローワークで探す
- 中ぽつに紹介してもらう
障害者枠をハローワークでオープンで募集している企業もあるにはあります。
が、どちらかといえば中ぽつに登録して紹介してもらう方が一般的だと思います。
私もこのパターンです。
中ぽつとは「障害者就業・生活支援センター」のことで、聞いた話だと中に「・」があることからなかぽつらしいです。
中ぽつを利用しての就労の大雑把な流れは以下のとおりです。
- 中ぽつに登録する
- 中ぽつに希望の職種を伝える
- 中ぽつと企業の見学に行く
- その企業で5日間実習する(無給)
- ハローワークにクローズ求人(その人だけの求人)を出して貰う
- 面接する
- 採用
5日間の実習は必ずあります。
障害者さん自身、その企業が自分に合っているか、ちゃんと働いていけそうか。
また企業側も、障害者さんがどういう人か、きちんと業務をこなせそうか。
など、お互いを確認し合うことで、お互いのリスクを減らせるのです。
なにもわからないまま就職して、いざ働いてみたら自分が思っていた仕事ではなくて、辛くなってすぐに辞めてしまった。
すると、企業側にも迷惑をかけてしまいます。
5日間実習をすることで少なからずお互いを知ることが出来ます。
実習をして自分に合わないと思えば、断れば良いだけです。
見学に行っても興味がなければ、そもそも実習を受けなければ良いだけです。
農業に興味がある障害者さんは少ない
今日、うちのいちご農園に、私の担当の中ぽつさんが様子を見に来られたのですが。
農業をやってみたいと思っている障害者さんは少ないと言っていました。
特に若い人達は、室内でのデスクワーク希望が多いそうです。
肉体労働ではなく、夏も冬もエアコンで快適な職場が人気なんだそうです。
農業に興味がある人はいるにはいるが。
仕事を休みがちな人だったり。
社会人として必要最低限のことができない人だったり…。
話を聞いていると、中ぽつさんもなかなか大変そうです。
私は農業は楽しいと思っています。
農業を希望して、今の農園に就職しました。
本業と副業のどちらかは農業関係の仕事をしたいと思っていました。
将来的に自分の畑を持ちたい夢もあります。
それに、ていごんざんの「晴耕雨読」というブログ名なので。
晴れた日は畑を耕し、雨の日は家で本を読む。
そういう生き方を目指している以上、やっぱり畑が必要だと思うのです。
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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